現在、年長(6歳)のなる息子の話です。年少の間1年間、幼稚園に行くことが嫌で、毎朝泣いていた息子。毎日毎日引きずって登園させていました。担任の先生はとてもいい人だったものの、あまり会わなかったのか、心を開ききることなく年中さんへ・・・。年中時の担任の先生は、若いけどしっかり者タイプの先生でした。子供と同じ目線で話し、悔しい時嬉しい時は泣いて表現する、今時では珍しいタイプの先生です。その先生の息子とのかかわり方が面白かった。息子が「先生なんか嫌い!!」と言うと「なんでそんなこと言うの?そんなん先生言われたら悲しい気持ちやわ!」と本気で喧嘩もしてくれました。何度かやり合う内に息子が心を開き始め、幼稚園であったこと、先生と話した事などを、帰宅後に話してくれるようになりました。息子が少し潔癖気味なタイプなことも理解してくれ、やらなくていいよ、ではなく、一緒に洗ったり掃除しながら、綺麗なこと、汚くないことを教えてくれました。責任感があるタイプでしっかりしていますね、と息子のいい部分を引き出してくれ、クラスのお手本にしてくれたり、運動会の開催合図を送る代表に選んでくれたりと、人前に出る経験もさせてくれました。おかげで息子は、ママ友からも「顔つきが変わった」と言われ、運動会では代表して動く息子を見て泣いてくれるママ友から褒められ、すごくいい顔をしていました。子供達がリレーや綱引きで負けてしまい、それを見て悔しいと一緒に泣いてくれる先生は今時なかなかいないので、ずっとその気持ちのまま先生を続けて欲しいし、息子にも、こんな先生が居たんだよと、何度も伝えていきたいと思います。