私の通った保育園は私の祖母が経営していたもので、祖母自身も現場に入って子供の世話をしていました。私の世話をした保育園の女の先生は、私の祖母の教え子でした。保育園を出て大きく鳴って免許を取ると次は職員としてまた同じ保育園に戻ったのです。園長である祖母の教えごなので頼みやすかったと想うのですが、仕事がないときにもその先生は私の世話をしてくれました。こういったことはあまり良いことではないですが、あくまで仕事を離れての旧知の関係性からの頼み事で仕事のない日でも先生に世話になりました。祖母は足が悪かったので、若い先生に頼んで孫の私を色々なところで楽しめるように手配してくれました。先生に連れられて遊園地や飲食店にも連れて行ってもらえました。その先生のことも親のように慕って好きだったので私もとても楽しかったです。一番うれしかったとはレストランでハンバーグをごちそうしてもらってことです。祖母はお金はあっても自分が店に行けないからということで私に誕生日には先生に頼んでレストランでごちそうしてくれたのです。私はこの時人生で初めハンバーグを食べました。最高に美味しかったので覚えています。その後も先生には保育園でたくさん褒められ、叱られもしました。遠慮なしに私を指導してくれた恩人だと思っています。今でも楽しい思い出として蘇ります。