長女が幼稚園で年長さんだった頃の話です。クラスみんなで粘土を使った遊びをする日がありました。とても楽しかったようで、嬉しそうに持ち帰った作品を何度も見せてくれました。写真まで撮って欲しいとせがまれたのは、普段はなかなかないことで、珍しいなと思っていました。その後、先生と話す機会があり、その時の話を聞きましたが、娘の作品がクラス全員の注目を集めたようです。お友達からたくさん褒められたり、他の子も真似をして作り始め、娘の真似っこ作品がたくさん出来上がったようで、かなり嬉しそうな様子だったとのことでした。その後しばらくは、お友達から「粘土博士」と言われ、鼻高々で過ごしたようです。先生からも、「手先が器用で、こんなに上手に他の子は作れない」と言われました。普段褒めない先生なので、お世辞ではないようで、親の私も嬉しくなりました。家の中でも、工作や粘土遊びをすることが多い子です。親にとっては、よくある子どもの遊びで、特段素晴らしいとは思わなくても、他人から見たら、よくできていると見られ、褒められることで自信に繋がることもあるのだと気付きました。親が当たり前に感じることでも、その子の個性であり、良いところでもあることを意識し、これからはちょっとした事でも、褒めて育てたいと感じました。
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