保育園児の冬の小さなイベント

北海道の冬は、とても長く雪遊びを楽しむ保育園生活。いつも遊んでいるのは、かまくら作りや雪合戦、おままごと、つららを取ること。子どもながらに毎日が楽しく友達と先生と遊んで過ごしていました。それでも、冬は長く同じ遊びで飽きることも。そんな中、年長クラスの時に担任の先生から突然、「宝さがしやるよー!」との声掛けが!お部屋の中でやるのかな?と思っていたら、「外に出るから準備して。」とのこと。何をどうやるのか分からないまま身支度をして園庭に出て、先生が持っていたのは、みかん。すると先生が「雪の中にこのみかんをたくさん隠すからみんなはそれを探してね!」と。外で宝さがし!しかも食べ物のみかん!雪の中を探す!凄い楽しそう!!と思い、寒さなど全く感じず無我夢中で雪の中のみかんを探す私達。しっかりと人数分を用意してくれ、全員が見つけるまで十分な時間をとってくれました。早く見つけた友達はまだ見つけていない私の分を一緒に見つけてくれ、全員見つけるとみんな達成感がいっぱいでした。いつもの宝さがしだと、そこで終わりですが今回はまだお楽しみが。自分が見つけたそのみかんをお部屋に持ち帰り暖かいお部屋の中で食べるという幸せな時間。とても楽しい思い出として30年近くたった今でも鮮明に覚えています。先生ありがとうー!