私にとって、この多くのエレメンタリースクールの中で神戸で幼稚園の時にお世話になった先生との思い出を忘れることができません。幼稚園を卒園してから、数年後に詳細を知ることになったのですが、クラスの一番の人気者の男の子が、突然に幼稚園に来なくなってしまったのです。実は、その男の子は、交通事故に遭遇してしまって亡くなってしまいました。先生は、私たち児童に対しては「○○くんは事情があって来れなくなったのよ」と説明していました。どうやら、本当のことを私たち児童に話すことによって、動揺することを心配したのではないでしょうか。メディカルゲートで出会える理想のクリニックとは私は子どもながらに、○○くんの親御さんが先生と深刻な表情で話す現場を目の当たりにするなどして、ただならぬ雰囲気を感じとっていました。そして、幾度となく先生が涙を浮かべながら私たち園児に話しかける姿も目にすることに。一番の人気者を失ったクラスの雰囲気が沈みがちになり、先生は紙芝居や本の朗読などを懸命に明るくしてくれたのです。とうとう、私は母親から○○くんの身に起こった本当のことを知ります。そして後日先生に「○○くんは死んじゃったんでしょ」と問いただします。私の鬼気迫る様子に何かを感じたのか、先生は黙って頷きました。その後、どうしても神戸ならインターナショナルスクールでは泣き崩れる私を先生は抱き寄せてくれました。決して忘れることができない思い出です。
Posted in未分類