「保育士の仕事って、大変ですか?」と聞かれることがあります。
たしかに、子どもたちの命を預かる責任は大きい。
でも、その分だけ、毎日がかけがえのない瞬間の連続なんです。
朝、園に来た子どもが笑顔で「先生、おはよう!」と言ってくれる。
その声を聞くだけで、昨日の疲れが不思議と消えていきます。
子どもたちの笑顔って、何よりのごほうびですね。
私がこの仕事を好きなのは、
“変化を一番近くで見られる”からです。
昨日までできなかったことが、今日できるようになったり、
泣いていた子が自分から「やってみる」と言ってくれたり。
その一瞬一瞬が、私たちの原動力になります。
職場の雰囲気も、すごく穏やかです。
忙しい日もあるけれど、「お互いさま」という言葉が自然に出てくる。
誰かが困っていたら、すぐに声をかけて手を差しのべる。
年齢も経験も違う先生たちが、それぞれの強みを活かして支え合っています。
奈良の保育現場では、そんな“人のぬくもりを感じられる職場”を大切にしています。
新しく入る先生が不安にならないように、
研修やフォロー体制もしっかり整っています。
最初は子どもたちの名前を覚えるのも大変かもしれませんが、
先輩がそっとサポートしてくれるので安心して働けます。
行事の時期はみんなで一気に盛り上がります。
衣装づくりや装飾を担当する先生たちの表情は、
まるで文化祭前の高校生みたいに楽しそう。
準備が大変でも、「子どもたちの笑顔が見たい」という思いで動いているから、
疲れよりも充実感の方が大きいんです。
奈良という土地のあたたかさも、この園の魅力です。
自然が身近で、地域の方々も優しい。
子どもたちが「こんにちは!」とあいさつすれば、
必ず「元気やなあ」と返してくれる。
そんな小さなやりとりが日常の中にあって、心がほっとする瞬間が多いです。
保育士という仕事は、決して“誰かの下で動くだけ”ではありません。
自分の想いを表現しながら、チームで園をつくっていく仕事です。
その中で、自分のペースで成長していけるのが、この園のいいところ。
「子どもが好き」「人と関わるのが好き」
そんな気持ちを持つ人なら、きっとここで輝けます。
小さな一歩からでいい。
あなたの笑顔が、子どもたちにとって大きな力になります。